数学班写真

ハノイの塔のルールを説明します

2年人文社会科学科、理数科学科80名が4月から取り組んでいる課題研究の課題設定報告会が、5月28日(木)6,7限に行われました。

人文社会科学科は国語、地歴、公民、家庭、NOWPAP(国連機関)の7班、理数科学科は物理、化学、生物、地学、数学・情報の14班に分かれ、課題設定の理由、研究の進め方等について発表しました。

 

化学班写真

なぜアントシアニンによって色が変わるのか

数学班は、図や模型を使って「ハノイの塔」について説明し、初期状態や規則、条件を変えた場合の最短手順について研究すると発表しました。また、家庭班では、現在のワーク・ライフ・バランスの課題を寸劇で発表し、現状の課題や海外の状況調査、企業等へのインタビュー等を通して、ワーク・ライフ・バランス実現のための考察・提言をすると発表しました。質問コーナーでは、生徒や教員から、テーマについて不明確な点や調査・研究の可否について等、課題設定の甘さを問う鋭い質問が飛びかい、発表者がひるむ場面もありましたが、今後の研究に活かすいい機会となりました。

人文社会写真

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最後に、探究科学部長からこれからの7カ月間の研究期間で見通しの持てる課題設定を行うこと、仮説を立てて調査・研究をすること等のアドバイスを受けました。

生徒感想より

  • 鋭い質問が来たことで、自分の課題研究に対する認識の甘さを感じました。次の中間発表会までには、もっと計画を練り、自分自身がもっと課題研究に対する理解を深めていかなければならないと思いました。
  • 身近なことを題材にしている班が多かった。研究が実現すれば環境対策にもなるので今後の中間発表会が楽しみです。
  • 他の班の研究テーマは自分たちのテーマと関連があったので、お互い情報交換をしていきたい。