【探究科学科1年】 探究活動の基礎を学ぶ
10月29日(水)6,7限総合的な探究の時間を使って、探究科学科1年生がこれから取り組む探究活動の基礎を学びました。
前半は、これまで各自で取り組んできた「個人探究」の進捗状況について、興味・関心が近い仲間と共有しました。似たようなテーマでも、こんな見方があるのかと各班、話が盛り上がりました。その後、小学生の頃から研究を続けている16Hの後藤さんから、これまでの研究の成果や研究をしていく上で大切だと思うことなどをインタビュー形式で教えてもらいました。
後半は、富山大学教育学部の宮城信先生より、「探究ガイダンスー探究を創るー」というタイトルでお話いただきました。探究活動の奥深さに不安を覚えながらも、これから「世界の法則」と「人間の不思議」に挑むという期待に溢れた時間となりました。
生徒の感想
・今まで探究活動はテーマと実験と結果で成り立つものだと思っていたが、先生のお話を聞いて仮説を始めに立ててからその仮説を証明するための実験を考えて探究活動を進めていくことが大切だとわかった。常に「自分はこの活動を通して何が知りたいのか」を意識していきたい。
・研究テーマをグループ内で共有する際に、自分のテーマや考えを言語化し、人に説明することで、より明確になった。また、後藤さんの研究を見て、自分の興味のあることがたくさん溢れてきてそれを研究していくのが楽しいという感覚がとても素晴らしいなと感じ、自分も見習っていく必要があると感じた。
・本格的な探究の順序や流れの話を聞いて、いよいよ「探究する」本質的な部分が始まったなと感じた。自分の興味・関心のあることについてどんどん掘り下げていくのもいいが、その中でまた新しい方法や理論にたどり着いたり、それらを繋げて紐解いていくこと自体に意味があると思った。



