異文化理解講座写真1

タブレットで富山の祭りを説明

1月29日(木)2年人文社会科学科・理数科学科の選択者41名が、カリブ海沿岸地域等からの講師11名と英語で「日本・富山の文化や生活」と「講師の国」についてお互いに紹介しあう、異文化理解講座が行われました。

講師はJICA北陸支部が行っている理数科教育研修プログラムの参加者で、アンティグア・バーブーダ、グレナダ、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、セントルシア、ドミニカ国、パプアニューギニアの教育行政担当者や教員です。

異文化理解講座写真2

箏の実演は大人気

生徒は日本の伝統芸能として箏の実演や歌舞伎の紹介、おせち料理や節句などの年中行事の紹介などを行い、講師はパンフレットや国旗、地図等を使いながら自国の特徴を紹介するなど、互いに英語での会話を楽しみました。また、おわら節や麦屋節等の富山の祭りをタブレットを使って紹介すると、すぐにタブレットでグレナダの情熱的なダンスを映像で紹介するなど、ITを利用しながら交流を深めていました。

講師の方々からは、しっかりとした英語を使えているので、もっと自信を持って話せばよいとアドバイスをいただきました。

異文化理解講座写真3

中和滴定の実験中

なお、講師の方々は、この講座の前後に理科関係施設見学、1学年化学の授業参観等を行い、自国のこれからの教育に役立てようと熱心に見学や質問をされていました。

生徒の感想

  • 刺身や寿司の話をすると、生の魚を食べることに驚いていて、こちらが驚くくらいのリアクションだった。
  • お互い英語がうまく伝わらなくても、紙に数字や絵を書き、身振り手振りで表現することで理解することができた。言葉の壁は誠心誠意伝えようとすれば乗り越えられることがわかった。
  • 様々な国の良さを感じるとともに、日本人の国民性の良さを再発見できた。もっと自国の文化に誇りをもって他国に伝えられるようになりたい。
  • うまく伝わらないことが多かったので、もっともっと英語を使えるようになりたいと思った。