東大金曜特別講座 (2026夏学期)

6月19日(金)、東京大学教養学部主催の「高校生と大学生のための金曜特別講座」を視聴しました。

今回のテーマは、東京大学大学院農学生命科学研究科の磯部祥子教授による「DNAでたどるイチゴの謎」です。
「あまおう」の種からあまおうが育たない理由や、複雑なゲノムをもつイチゴの起源、「イチゴ戦国時代」の裏側をDNAの視点から紐解く興味深い講義でした。

参加した生徒の感想からは、イチゴの謎に熱心に耳を傾けていた様子が伝わってきました。
中には、現在取り組んでいる課題研究のヒントを得た生徒もいたようです。

【視聴した生徒の感想】

  • イチゴが好きでこの講座を受講しましたが、「あまおう」は品種名ではなく商標名であること、また、私が実だと思っていた赤い部分は「花托(かたく)」であり、表面のつぶつぶが本当の種(果実)であることなどを知り、まだまだ知らないことがたくさんあるなと実感しました。
  • イチゴは江戸時代末期から明治初年に欧米から入ってきて、現在は国や県など30以上の公的機関が競い合って新しい品種を作るイチゴ戦国時代であると知り、すごく興味深かったです。また、現在のイチゴは遺伝的変異が少ないために、これ以上良い品種を出すのが難しくなり、種類が限られてきているという課題があることも分かりました。
  • 「クローン増殖した個体は別ものか?」という話が面白く、「個体の一生とは何か?」という疑問について、私も深く考えてみたくなりました。生物学を突き詰めれば哲学に近くなるという終盤の話も非常に興味深かったです。