東大金曜特別講座(2026夏学期)
令和8年4月17日(金)から、東京大学教養学部主催の「高校生大学生のための金曜特別講座」2026年度夏学期がスタートしました。
この講座は、東京大学と協定を結んでいる学校がZoomウェビナーにて受講するものです。
5月8日(金)には、藤井 輝夫東京大学総長による講座「領域を越えるテクノロジー──海中ロボットからマイクロフルイディクスへ」を校内で視聴しました。会場には、1年探究科学科の生徒と1・2年生の希望者、合わせて70名以上が集まりました。
海中ロボットからマイクロフルイディクス、さらには微生物の情報処理やDNAストレージに至るまで、既存の境界を越え、工学や生物学などさまざまな学問分野が融合する知の最前線に触れる講義でした。次回は、6月19日(金)に「DNAでたどるイチゴの謎」の視聴を計画しています。
【視聴した生徒の感想】
・今回の講義で最も驚かされたのは、海中ロボットという「巨大な空間」を扱う技術と、マイクロフルイディクス(微小流体技術)という「目に見えないほど小さな世界」を扱う技術が、実は地続きであるということです。一見すると対極にある二つの分野ですが、どちらも「未知の環境下でいかに効率よく流体を制御し、情報を収集するか」という本質的な課題を共有していることに気づかされました。
・生命現象と情報処理の深い関係性に感銘を受けました。また、微生物がバクテリアを追いかけ食べる時の高い情報処理や、DNAを単なる遺伝子ではなく膨大な「データストレージ」として捉える視点に驚きました。また、AIが普及してきている今、物理的・経済的発展だけでなく「対話」こそが人類の繁栄と幸福に不可欠であるという言葉が、強く心に残りました。
・今自分が学んでいることが、関係がないように思える別の分野につながるかもしれないので、様々な体験をしてみたいと思いました。


