6月9日、16日、23日の3日間、富山大学国際交流センターのバハウ・サイモン・ピーター教授を招いて3年英語ゼミ特別講座が行われました。この講座では、3年人文社会科学科の生徒が、「地元富山の問題点を挙げてその解決方法を提示する」プレゼンテーションの指導を受けました。

【6月9日】英語ゼミ写真1

講座1 「Papua New Guineaについて」

バハウ先生から母国Papua New Guineaの話を聞きました。

【6月16日】

講座2 「わが町紹介」

自分の住んでいる町の「良い点」「改善が必要な点」「変化」の3つを、バハウ先生に1分間で英語で伝える個人発表をしました。

【6月23日】

講座3 「ふるさと富山の紹介」英語ゼミ写真2

富山県により多くの外国人を招くことを目的に、グループで富山の紹介をしました。発表では、富山の良さだけでなく、富山の問題点を挙げ、その解決策も提示しました。たくさんのオリジナリティあふれる発表がありました。

(例)・「高岡を万葉集とセットで売り込もう」
・「世界遺産の五箇山の抱える観光客の減少という問題とその解決策」

生徒たちは、単なる情報収集だけでなく、情報を分析・考察し、問題の解決策を提案することで、富山を再認識しました。バハウ先生からは、原稿を読まずに顔を上げて伝えることや、比較すると情報が伝わりやすいなどの発表のコツも教わりました。

この講座を通して、地元富山へ愛着を持つということ、物事の本質を見抜いて思考するということ、伝わるように発表するということを学ぶことができました。